ヤマメ・サクラマスの回遊履歴調査結果

カテゴリ: 本流釣り全般

昨年、那珂川で釣れたヤマメ(サクラマス)を検体として栃木県の水産試験場に提出しました。
そして本日、その分析結果が送られてきました。

分析方法は耳石微量元素分析。
魚の頭の中には耳石というのが有って、魚の成長と共に大きくなって年輪みたいになっていているそうです。
Ca(カルシウム)の塊なのですが、その中にSr(ストロンチウム)という元素も存在し、海中で生活するとSrは淡水の時よりも100倍程度濃くなるそうです。
なので、耳石を細かく分析すると、ヤマメなのか?サクラマスなのか?いつ頃どれくらいの期間海中で生活したのか等が分かるようです。
                   ※水産試験場での実験データを引用しました。
耳石分析20170118_1

それで、私の提供した魚はどうだったかというと、
34.5cmの個体はSrの値が低いままだったので河川残留型ヤマメ。本流ヤマメと呼んでいるものだと思います。
もう一匹は、成長途中からSrが急激に上昇しているので、降海型サクラマスだったようです。
※何故か嬉しかったりします。
耳石調査_20170118_2
このデータから推定すると、2015年の12月頃に降海して、2016年5月まで海で生活していたようですよー。
耳石分析20170118_3

那珂川のヤマメで12月に降海するのが実証されました。そして5カ月だけ海で生活している短期航海型がいることが実証されたのも初めてではないでしょうか?
素晴らしいことですね。

那珂川には2月頃に降海するスモルトがいるのは私も確認していますので、通常のサクラマスは必ずいるはずです。そして水産試験場には60cm近い検体もいたようですので、検査結果が集計されて公表されるのがとても楽しみです。

前にも書きましたが、県の水産試験場ではヤマメやサクラマス資源を有効に活用する為に、色々な活動をして頑張っています。
みんなで応援しましょうねー。
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Edit / 2017.01.18 / Comment: 2 / Trackback: 0 / PageTop↑

Comment

素晴らしい!

素晴らしいです!
私も大きいのが釣れたら提出するつもりでしたが、このような結果が得られると何か嬉しくなりますね!
今年は調べてもらえるような良いサカナを釣り上げたいと思います!

[ 2017.01.23 23:10 | YAM | URL | Edit ]

Re: 素晴らしい!

YAM-san
今回の結果で、「私はサクラマスを釣った事が有る」と言えるので何だかちょっと嬉しいです。
今度は短期降海型じゃなくて、一般的なサクラマスが釣れれば最高です。
鬼怒川の堰は遡上するには厳しくて、サクラマスはいないと良く言われていますが、サクラマスは人間が思っている
よりも実はたくましくて、鬼怒川上流部にもサクラマスはいると思います。
是非、検体を持って行ってください。わくわくしながら結果を待ちましょう。

[ 2017.01.24 21:23 | 田舎っぺルアーマン | URL | Edit ]


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