那珂川マスへの道 最終回

カテゴリ: 那珂川マスへの道

変わり易い天気になってきましたね。
大雪も有りましたがこれも春が近づいた証拠。わくわくです。

那珂川マスへの道も何と今回で7回目。そして最終回です。
今回は那珂川マスについての問題点について書かせていただきます。

那珂川の水量の減少・川鵜の被害・何故必要なの?と思わせる河川工事・・・等、那珂川がかかえる問題点はたくさん有りますが、ここでは那珂川マスに限定した問題点について考えてみましょう。

渓流にたくさんのヤマメがいれば、強い個体が条件の良い場所を縄張りとします。そしてその生存競争に敗れた個体が餌を求めてスモルトと化し1歳の春に海に下ります。そしてこれがサクラマスとなり、翌年の春に川へと戻ってきます。本流ヤマメや戻りヤマメも渓流での生存競争に敗れて餌を求めて川を下った個体のようです。
しかし、那珂川へのヤマメの放流は成魚放流のみです。もうお解りかと思いますが、成魚はいくら放流しても那珂川マスにはならないのです。さらに放流魚は釣られ易く生き延びる個体も少ない上に、繁殖能力も弱いものだから稚魚も増えない、よって生存競争も厳しく無いので川を下るヤマメも少ない。

那珂川マス、なかなか釣れないですよね。条件の悪い年は那珂川マスの顔を見る事も出来ない人が少なくありません。
あまり釣れるのは微妙ですが、1日がんばって1匹位は釣れると良いですね。
成魚放流は解禁日を盛り上げるには良い事だと思いますが、那珂川の将来を考えると稚魚、及び発眼卵の放流を増やすことだと私は強く思います。
稚魚や発眼卵で放流された個体は、天然魚と同じ生活が可能ですから、魚影が濃くなることによって、海や本流に下るヤマメが増えてきます。鬼怒川が良い例で、本流ヤマメや戻りヤマメがたくさん釣れているのは、稚魚や発眼卵の放流の成果がでていると感じます。欲を言わせていただければ、那珂川には那珂川のヤマメから採卵した卵を利用して、稚魚や発眼卵を放流出来れば最高です。
そして、チャンスが有れば漁協さんにも思いを伝えて行きたいと思います。

これで最後になりますが、私の記事を読んで『那珂川マスに挑戦しよう』と思ってくれるかたが出てくれたらうれしいです。
管理釣り場で1日に20匹も30匹も釣るのも楽しいですが、たった1匹釣れただけで魚をネットに入れた瞬間体が震え、いつのまにか拳を強く握りしめ、思わず吠えてしまうような、那珂川マスも良いですよ。

私は祈ります。
『那珂川マスに夢中な釣りバカ共に、恵みの雨が降り、奇跡の魚が食らいつく事を』

END
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Edit / 2014.02.11 / Comment: 4 / Trackback: 0 / PageTop↑

Comment

なるほど、稚魚放流しないとダメなんですね。
帰還率考えると難しいんでしょうね。
確かに成魚放流は、放流ポイント知ってるっぽいジジイに、ほぼ根絶やしにされる感じしますよね。
15センチ以下とか平気で持ち帰るし。

下流でアホ漁業黙認の密猟ヤ〇ザ漁船に乱獲され、
鱒が、上流に遡ったら、こんどは、ウエットスーツ着たツキンボに夜寝てる所をヤスで突かれ(各堰堤)

栃木の漁協も、取締もいい加減だし、サクラマス放流事業をしていないのならば、釣券売りつけるのもどうかと思いますが。

[ 2014.02.14 07:50 | かてきん400 | URL | Edit ]

Re: タイトルなし

かてきん400さん こんばんわ
鬼怒川水系では、稚魚の他に発眼卵を10万粒位放流しているみたいです。
これくらい放流しないと魚影は濃くならないのでしょう。

私は見たことがないですが、那珂川での密漁の話は良く聞きますね。
何かしないといけないのでしょうが、どうするかというと難しいです。
漁協さんはあてにならないし。釣り人が毎晩監視するのも難しいです。
でも、誰かが行動しないと現状は変わらない。
うーーーん。

[ 2014.02.14 22:01 | 田舎っぺルアーマン | URL | Edit ]

とても参考になる意見有難うござます

初めまして、以前からよく拝見させていただいております。
自分は釣り歴は長いものの、腕の方はいまいちで試行錯誤を
繰り返しながら那珂川をメインに時間の許す限り釣りを楽しんでおります。
確かに、那珂川上流部矢組堰より上流はヤス突き軍団に根こそぎ
突かれている感じがしますよね、当人らに話を聞くと中々難しいらしく
根こそぎ捕獲することは難しいようですが、突かれた魚は間違いなく
死に至りますからね、悲しい限りです。また、最近流行の?餌釣り
ゼロ釣法なんかでは、小型のヤマメを含めると1回の釣行では「100匹以上釣れたよ」なんて言葉を耳にします。また、そういう方に限って小さいヤマメをすべてキープしている様にも感じますね。リリースしている方も当然多くいるとは思いますが・・・いずれにせよ、未来栄光那珂川の自然を守る為にも、15センチ以下のリリース、ヤス突きの禁止を漁協側は徹底して管理してもらいたいものですね。公示には、ヤス突き漁はOKとなっていますが潜水器具を利用する漁法は禁止となっていますね。水中メガネ、ウエットスーツは潜水器具には当たらないのですか?その辺りの曖昧な表現も問題なのかもしれませんね。
先日、漁業組合長が飲酒運転で逮捕と言う記事を新聞で目にしました。当然、辞職になるでしょうけど、次の組合長には鮎ばかりでなく、渓魚の放流、育成、ルールの徹底にも力を注いでもらいたいものです。入漁証無で釣りが平気で出来るのも那珂川だけという噂も聞きますし。

[ 2014.02.15 21:38 | 下手の釣り好き | URL | Edit ]

Re: とても参考になる意見有難うござます

下手の釣り好き様
こんばんわ。読んでいただきありがとうございます。

漁協さんにはがんばってほしいのですが、
取り締まるほうも地元の人で、取り締まられるのも地元の人なものだから、下手に取り締まると取り締まったほうが悪者になる事も有るみたいで、なかなか難しいと思います。
漁協の運営は今まで通りで、取り締まりの実務は外部の業者に任せるみたいな事も考えても良い気がします。

釣り人も、おとなしくしていないで、前向きな意見を漁協さんに提案すべきと思います。
たくさんの意見が集まれば、頑固な岩も動くかもしれません。

[ 2014.02.15 22:18 | 田舎っぺルアーマン | URL | Edit ]


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栃木県の那珂川を愛し那珂川マスを追いかけているルアーマン。

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